園芸の害虫ダンゴムシへの対処法
ダンゴムシの生態と特徴
ダンゴムシは、節足動物門甲殻綱等脚目ダンゴムシ科に属する生物です。世界に約3,000種が分布しており、日本には約100種のダンゴムシが生息しています。ダンゴムシは、湿った土壌や落ち葉の下などに生息し、腐葉土や枯れ草などを食べています。また、ダンゴムシは、夜行性で、昼間は土の中や落ち葉の下などに潜んでいます。ダンゴムシの体は、13節に分かれていて、頭部、胸部、腹部から構成されています。頭部には、触角、複眼、口器があります。胸部には、歩脚が6対あります。腹部は、長い筒状の形をしており、その中に消化器系、呼吸器系、生殖器系などの内臓が入っています。ダンゴムシは、体全体が灰褐色や黒褐色をしており、甲羅に丸い模様があります。ダンゴムシは、丸まって球状になることができます。これは、敵から身を守るための習性です。ダンゴムシは、繁殖力が強く、1匹のメスが1度に100個以上の卵を産みます。ダンゴムシは、成長するにつれて脱皮を繰り返します。ダンゴムシは、寿命が約1年です。