柱頭(雌しべの先端)とは?
柱頭(雌しべの先端)とは?
柱頭とは何か
柱頭とは、雌しべの先端に位置する部分で、花粉を受け取る役割を担っています。柱頭は、一般的に粘着性があり、花粉がくっつきやすいように工夫されています。花粉が柱頭に付着すると、柱頭から花粉管が伸びて、花粉管の中を精細胞が移動して子房へと到達します。子房には、胚珠が収められており、精細胞と胚珠が結合することで受精が起こります。受精が起こると、胚珠は種子へと発達し、子房は果実へと発達します。このように、柱頭は、植物の生殖において重要な役割を果たしています。