園芸用語『単性花(不完全花)』とは?
単性花とは、雄しべか雌しべのいずれか一方のみを備えている花のことです。両性花とは対照的です。単性花を咲かせる植物は、雄株と雌株の2つに分かれている例がほとんどです。雄株は雄しべを持ち、花粉を生産します。雌株は雌しべを持ち、受粉後に果実を生産します。また、単性花は雄しべと雌しべの両方を備えていますが、どちらか一方しか機能しない場合もあります。
単性花には、雌花と雄花という種類があります。雌花は雌しべのみを持ち、雄花は雄しべのみを持ちます。雌花と雄花は同じ株に咲く場合もあれば、別々の株に咲く場合もあります。また、単性花には雄花序と雌花序という種類もあります。雄花序は雄花のみで構成され、雌花序は雌花のみで構成されます。雄花序と雌花序は同じ株に咲く場合もあれば、別々の株に咲く場合もあります。