園芸用語『低温処理』の基本とやり方
-低温処理とは-
低温処理とは、一定期間低温に置かれていた種子や挿し穂、球根などを、通常の温度に戻して栽培することで、発芽や開花を促す方法です。果実の追熟を促すために行われることもあります。
園芸では、低温処理を利用して、通常とは異なる時期に花を咲かせたり、発芽を揃えたりするなどの目的で行われます。例えば、クリスマスローズは、低温処理を行うことで、冬に開花させることができます。また、種まきの時期をずらすことで、夏に花を咲かせる一年草を秋に咲かせることも可能です。