岐根とは?原因や対策を紹介
岐根とは、歯根に膿がたまる病気です。歯根とは、歯を支える土台となる部分で、歯肉の下に隠れています。岐根の原因は、主に歯周病によるものです。歯周病は、歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)に炎症が起こる病気で、進行すると歯がグラグラしたり、抜けたりすることがあります。歯周病を引き起こす細菌は、唾液や食べ物から入り、歯垢(プラーク)の中で増殖します。歯垢は、歯磨きをしないと歯に付着し、歯石を形成します。歯石は、歯周組織を刺激して炎症を起こし、岐根を引き起こすのです。