園芸の用語『骨粉』について
骨粉とは、動物の骨を砕いて粉末状にしたものです。園芸用には、牛の骨、豚の骨、鶏の骨などさまざまな種類の骨粉が利用されています。骨粉は、リン酸とカルシウムを多く含むため、植物の生育に欠かせない栄養素を補給することができます。また、緩効性肥料であるため、長期間効果が持続します。
骨粉は、観葉植物、花卉、野菜などあらゆる植物に施肥することができます。特に、リン酸を多く必要とするバラやラン、カルシウムを多く必要とするトマトやキュウリなどに効果的です。骨粉を施肥する場合は、1平方メートルあたり約100gを目安に、株元に撒いて軽く土に混ぜ込みます。